結婚に大切なのは、条件?好きな気持ち?それとも?結婚に1番大切なものはなんですか?と尋ねられることがあります。あえてお答えするならそれは「覚悟」だと思います。
条件は?
条件、もちろん大切です。婚活はお相手のプロフィール(条件)を見るところから始まります。昔は3高(高身長、高学歴、高収入)という言葉がありました。さすがに今はそのままこの条件を言う方は少ないですが、誰にでも希望や好みやこだわりはありますし、あって当然です。自分の本音をしっかりみつめるところから婚活をはじめることは大切だと思います。
4低時代?
そして、3高から求められるものが4低(低姿勢、低リスク、低依存、低燃費)に変化しました。
- 低姿勢(威張らない、偉そうな態度をとらない)
- 低リスク(安定した仕事についている)
- 低依存(家事、育児を丸投げしない)
- 低燃費(浪費家でない、お金を使わない)
今では?
そして、今は3生(生存力、生活力、生産力)という言葉も出てきています。
- 生存力(家庭内でトラブルが起こった時に対処できる)
- 生活力(頼らなくても家事ができる、親に依存しなくても経済的に自立できる)
- 生産力(何もないところから、新しいものを生み出す力がある、人脈がある)
時代が変わると求められる条件も変わりますね。そして、私が確実にお伝えできるのは、条件や世間体といった表にみえるものだけで結婚を決めると、たとえ結婚できたとしてもその結婚生活は行き詰まる、ということです。
好きな気持ちは?
「お相手のことを好きな気持ち、好きになれそうな気持」大切にしていただきたいと思います。もちろん好きな気持ちだけでは結婚生活は成り立ちません。結婚したら、色々なことが待ち構えてます。結婚生活は現実だからです。でも、相手が好きだと、日常の中で、「まぁ、好きだからいっか」、と許せたり妥協できたりすることが増えると思うんです。許せたり、妥協するだけではなく、お互い心地よくいるために自分の意識や行動を変えてみようと思える。意外とこんなことが大事なんじゃないかと思います。
会員さんから、好きな気持ちがわからない、、ドキドキしないんですけれど、、とご相談をいただきます。そもそも、30歳を過ぎたら、ドキドキと夢中に盛り上がる能力も減ってくるものです。夢中になるような気持ち、ドキドキは少ないけれど、「好きかな、、、好きになれるかな、、」と思える、この感覚は大切にしていただきたいです。お相手を好きであること、その気持ちを大切にすること、これは結婚生活をうまく進める為には大切だと思います。
その上で
結婚に一番大切なこと、それは「覚悟」ではないでしょうか。この相手と結婚する、人生を一緒に歩む、長い人生をともにするという覚悟。迷ったら、覚悟できるかできないか考えて、お相手にも確認しましょう。結婚には勢いも大切だから、あまり色々考えすぎないようにしてください。