ハズしまぶくろクリニック院長の島袋隆先生の講演会「病気とは」~医者の役割・患者の役割~に参加してきました。
お話がとても面白く、2時間近くの講演会があっという間でした。スマートでエネルギーが強く、とてもあたたかい先生でした。
先生の考え方
先生についてはネットで検索しても情報が少なく、私も予めどういった先生かほとんど知らなかったのですが、島袋先生は37年間ずーっと癌のことを考えている癌治療の専門家でいらしゃいました。
講演会では癌や病気に対する具体的な治療のお話をたくさんされていました。私には専門外で難しいところもあり、こちらには記載はしませんが、根底には癌は敵ではないという考え方がありました。
そして、それはあらゆる病気に対しての向き合い方に応用できる考え方で、更に、病気だけではなく、家庭にも、お仕事にも、生き方にも通じるものと感じました。
お医者さまと結婚相談所は似てる?
先生のお話を聞きながら、「結婚相談室をしている私の役割とも重ねることができる」と、とても共感することができました。
先生のお考えは、病気は患者さん本人が治すもので、医者はサポーターだと。
医者の役割は患者さんの生きる力を奪わないこと、邪魔しないこと、その人の生きる力を発揮できる環境をつくること。病気を目の前にしたときに、ご本人が自分の人生を見つめて、強い気持ちをもってよく考えること。さらに周りの支えが必要になること。
それらをサポートするのが医者の役割だが、今の医療はそれができていない、患者さんの生きる力を奪ってしまっていることもあるという趣旨の話もありました。一番重要なのは、患者さんがしっかり勉強することで、本人が治すのだと言い切っていらっしゃいました。
受験生に例えると
受験に例えると、受験は本人が努力するもので、それをサポートするのが教師の役割。教師や家族は、受験生本人が力を発揮できる環境、声がけ、様々な学習の指南をすることが重要。そんな風に分かりやすい例を挙げて伝えてくれました。
サポーターとしての役割
私自身に重ね合わせて考えてみると、婚活は会員さんご本人がするもの、結婚相談所としての役割はサポーター。会員さんご本人の幸せを掴もうとする気持ちと努力を全力でサポートして信頼することが何よりも大事だと思いました。
- 婚活が安心してできるようなアドバイスや環境作り、そしてご縁の機会をしっかりご提案すること
- 説得力をもって「必ずあなたは幸せになる力があるんだよ」とお伝えできるように支えること
- 客観的な視点から、婚活に限らずより深いレベルでの自己分析を深めることができるアドバイス
- 会員さんが不安や心配で心が怖がってしまったときに「大丈夫よ」としっかり寄り添えること
そんなサポートをしよう、と改めて強く思いました。
婚活でも健康は大事
私は「健康に過ごすためには」「病気にならないためには」といったことを好きでよく考えます。
婚活には直接関係ないようにも思えますが、健康は誰にとっても本当に大切なこと。子どもを産みたい、子どもがいたらいいなと思って婚活を始められる方もいらっしゃいます。出産を見据えたときに、特に女性は(男性もですが)ご自身の身体のことをしっかり見つめることが大事です。婚活のサポーターとして、健康についてこれからも考え続けていきたいと思います。