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「あなたの結婚相談室」富士山ゆかの夫です。

先日、OpenAI社の動画生成AI「Sora2」の提供終了が発表されました。Sora2のウェブ版・アプリ版は2026年4月26日に終了、APIも2026年9月24日に終了予定とされています(OpenAI Help Centerから)。

Sora2は私も何度か動画制作で利用してブログで紹介していたサービスです。ChatGPTと連動させて手軽に、しかも雰囲気のある動画を作ることができ、「これは面白い」と感じていただけに、今回の終了はとても残念なニュースでした。

それにしても、サービス開始からたった半年という短い期間でのサービス終了は、生成AI業界の移り変わりの速さを改めて感じます。

OpenAI社の戦略の中で、動画生成AIを展開していくことは必ずしも事業の中心にはならなかったのかもしれません。もちろん実際のところは外からは分かりませんが、現在さまざまな動画生成AIが登場していることからも、非常に厳しい環境だろうとは推察できます。

これから動画生成AIの世界がどう変化していくのか。私自身も、いろいろなサービスを試しながら、その違いや面白さを楽しんでいきたいと思っています。

ゴールデンウィークの結婚式

ところで、皆さんは今年のゴールデンウィークをどのように過ごされましたか?

今年は比較的天気にも恵まれ、暑すぎず寒すぎず、過ごしやすい日が多かったように感じます。私自身は東京でのんびり過ごしたゴールデンウィークでしたが、その中で一日、会社の同僚の結婚式に参加してきました。

コロナ禍以降、会社関係の結婚式に出席する機会は本当に少なくなりました。ですので、今回は久しぶりの「会社関係の結婚式」でした。

実際に参加してみて、やはり結婚式はいいものだなあと改めて実感しました。新郎新婦の二人が幸せそうにしている姿を見ていると、こちらまで幸せを分けてもらえるような気持ちになります。最近は、結婚式をあえて行わない方も増えていますし、会社関係者を招いて式を挙げること自体、そもそも少なくなっているのかもしれません。

それでも、こうして大切な場に呼んでいただき、幸せそうな新郎新婦の姿を眺めていると、改めて

「やっぱり結婚っていいものだな」と感じることができ、心が温かくなったゴールデンウィークでした。

今回のチャレンジ

今回は、そのゴールデンウィークの結婚式を思い出しながら、結婚式のオープニングで使えそうな動画を生成AIで作ってみました。

fireflyポータル画面です

今回の動画生成AIは、SORA2の代わりに新しくKlingAIにチャレンジしてみました。

  • Midjourney(Midjourney)
  • Veo(Google、画像生成はNanoBanana)
  • KlingAI(画像はNanoBanana生成)

手順としては、まずそれぞれ元になる画像を生成(KlingAIはGoogleのnanobanana生成画像を流用)してから、その画像をもとに動画を作成するという流れで進めました。

結婚式のプロンプト

Prompt:
A cinematic wedding opening video for a May wedding, inspired by Rikka, the beginning of summer in Japan. A fresh green forest filled with soft early summer sunlight, young leaves swaying gently, white petals drifting in the air, and sparkling light filtering through the trees. The camera slowly moves through the fresh greenery toward a bright glowing space. From the soft light, the bride and groom(both young japanese) gently appear, walking together with natural smiles, as if continuing into the main wedding ceremony. Elegant, romantic, refined, realistic cinematic style. Soft green, white, and pale gold color palette. Smooth camera movement, graceful atmosphere, emotional but not overly dramatic. The ending transitions naturally into the main wedding video with bright sunlight and fresh green leaves filling the frame. No text, no captions, no names, no dates, no logo, no typography, no watermark.

5月の結婚式のオープニングムービー。季節は立夏。春から初夏へ移り変わる、爽やかで祝福感のある雰囲気。

舞台は、やわらかな朝の光が差し込む新緑の森。みずみずしい若葉が風に揺れ、木漏れ日がきらめき、白い小さな花びらがゆっくり舞っている。空気は澄んでいて、初夏の始まりを感じさせる明るく清らかな世界。

カメラは新緑の葉の間をゆっくり進み、まるでゲストを結婚式の物語へ案内するように、森の奥へと入っていく。葉の隙間から差し込む光が少しずつ強くなり、奥に白く輝く空間が見えてくる。

その光の中から、若い日本人の新郎新婦がゆっくりと現れる。二人は自然な笑顔で寄り添いながら歩き、これから始まる結婚式本編へ向かっていく。新婦のドレスは光を受けてやわらかく輝き、新郎の姿は上品で落ち着いた印象。二人の登場は派手すぎず、上品で感動的に演出する。

映像の終盤では、新緑の木漏れ日が画面いっぱいに広がり、明るい光に包まれながら自然に本編へつながっていく。画面上には文字テキストを一切表示しない。タイトル、名前、日付、字幕、ロゴ、装飾文字は入れない。

映像スタイルは、映画のように美しく、上品でロマンチック。色調は、若葉の淡いグリーン、白、やわらかなゴールド、初夏の明るい自然光を中心にする。動きはなめらかで、優雅で、結婚式にふさわしい感動的な雰囲気。リアル寄りで高品質なシネマティック映像。

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こちらが動画生成用の画像です。

生成された動画

動画がこちらです。

【midjourneyの生成結果】

【Veoの生成結果】

【KlingAIの生成結果】

生成AIごとの違い

同じテーマ、同じようなプロンプトを使っても、サービスごとに出てくる画像や動画の雰囲気が違うのが、生成AIの面白いところです。

ただし、今回はGoogleVEOとKlingAIで同じ画像(NanoBanana作成)を使ったからか、この2つの動画はかなり似ているなあ、と思いました。同じプロンプト、同じ画像を元にすると、それはやはりそれなりに同じような動画になるのかもしれません。

今回特に印象的だったのは、人物の雰囲気です。Midjourneyでは、最初のプロンプトだけだと西洋の新郎新婦が生成されました。そのため、追加で「日本人の夫婦」という言葉をプロンプトに追加する必要がありました。一方で、Googleの動画生成AIやKling AIでは、特に指定しなくても、自然に日本人らしい雰囲気の新郎新婦が生成されました。この違いは、各サービスの裏側にある学習データや設計思想、得意とする表現の傾向が影響しているのかもしれません。

もちろん、私は専門家ではありませんので、詳しい技術的なことまでは分かりません。ただ、実際に手を動かして比べてみると、

  • 「このAIはこういう雰囲気が得意なんだな」
  • 「こちらのAIは人物の出し方が自然だな」
  • 「同じ言葉でも、こんなに解釈が違うんだな」

という発見があり、とても興味深く感じました。

まとめ

いかがでしたか?今回は、ゴールデンウィークに参加した結婚式をきっかけに、結婚式のオープニングに使えそうな動画を、複数の動画生成AIで試してみました。

Sora2の提供終了というニュースからも分かるように、生成AIの世界は本当に変化が速いです。昨日まで注目されていたサービスが、あっという間に別の形へ移っていくこともあります。

だからこそ、あまり難しく考えすぎず、まずは自分で触ってみることが大切なのかもしれません。

結婚式、婚活、季節の行事、家族の記念日。こうした身近なテーマと生成AIを組み合わせることで、これまでになかった表現ができるようになってきました。今後も、いろいろな生成AIを試しながら、楽しく動画づくりに挑戦していきたいと思います。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

富士山 夫

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