秋分の日とお彼岸
秋分の日は、昼と夜の長さが等しくなる日と言われています。私のイメージとしては、真ん中の日、中庸の日という感じがして、この日はこの世とあの世の狭間にいるような感覚を持って過ごしています。
目に見えないものの存在や想いを感じられる日、例えばご先祖さまを身近に感じることができる日だと思います。
秋分の日の前後3日間がお彼岸です。この時期はお墓参りをしたり、ご先祖さまを偲ぶ日とするのが一般的です。毎年、お彼岸の時期はそんな不思議な感覚を持って過ごしています。
マドモアゼル・愛先生のお話
私の大好きなマドモアゼル・愛先生がYouTubeの動画で「お彼岸に思うこと」というお話をされていました。
今を生きている私たちは、ご先祖さまからみたら最先端にいて、ご先祖さまは様々な期待や思いをもって私たちを応援してくれていること。
血縁だけでなく他にも同様の流れがあり、同じような思いを抱いていた昔の方々の思いの先端に、今生きている私たちがいること。
ご先祖さまや様々な人の思いの先端で生きていると考えたとき、自分の存在は自分だけのものではないと気づくこと。
そんなお話でした。
あなたの結婚相談室が引き継いでいる思い
私はどんな思いを受け継いでいるのだろうと思い、結婚相談所のお仕事を考えました。
私は、30年以上前に静岡県で母が始めた結婚相談所を引き継いでいます。時代が変わり、インターネットが普及し、仲人としてのお仕事はだいぶ変わりました。
でも、母が「とにかく会員さんのことを第一に、会員さんの幸せを第一に、会員さんの立場に立つことよ」と何度も何度も繰り返していたことを思い出しました。お彼岸に改めて母のその思いを受け継いでいるという気持ちを新たにしました。
そして、結婚すると子どもが生まれて子孫が繋がる可能性もあります。血縁の繋がりを考えるとき、結婚はご先祖様が喜んでくれるひとつの形だとも思いました。
そんな結婚を後押しできるという仕事に母の思いを乗せてこれからも頑張っていこう。そんな、わくわくした気持ちになったお彼岸でした。