きっかけ
所属している合唱団の演奏会で般若心経を歌うという、かなり珍しい試みをしています。
般若心経を聞いたり唱えたり歌ったりしていたら、般若心経の意味を知りたくなりました。図書館に行くと、般若心経に関する本は沢山ありましたが、難しいものが多くてなかなか理解が進みませんでした。
そんな中、手に取って、目を通した中で一番すーっと入ってきたのが、友人のなつきさんに教えていただいたこの絵本でした。
難しくなく、般若心経がいったい何を言っているのか分かりやすくて、般若心経が人間の心を救う支えとなっていることがよく分かる、とっても温かい絵本でした。興味のある方は是非読んでみてください。
はじめての写経
意味が分かってきたら、書いてみたくなりました。歌う、聞く、読むとはまた違った方向から般若心経を知ることができるかもしれないと思いました。
友人が、写経の場があるおすすめのお寺に連れて行ってくれました。お習字道具があれば家でもできますが、初心者の私にとって場が整っているところで写経できることがとても大切な気がしました。
まずお香で身の外側を清めます。象を模した香炉をまたいで身を清める「触香」という作法です。
次に小さな釘に似た香木を口にくわえて、身の内側からも清めます。丁子といって、カレーなどのスパイスのクローブで良く知られているものでした。口に加えた状態で最後まで写経することをおすすめされます。
これで一緒に来た友人と話すことができなくなりました(^-^)
墨を摺って、墨の匂いをあじわいながら身も心も整えます。自分が書く和紙の下にお手本をひいて、まさにお経を写して書いていきました。
「写経というのは書くのではなく、お経を写すこと。」
写経を終えて
前半は墨の濃淡にむらができるのを気にしながら写し、中盤は座って書き続けることがつらくなりながら続けました。後半は、だんだん書き写すことが楽しくなってきて、筆もよく動くようになりました。
写してるのか書いているのか、書いているのか写しているのか、よくわからないような感覚になりました。
たった一回目の写経でも、
- 最初は慣れるまでの試行錯誤
- 大変だけど続ける時間がある
- ツラい時間がいつのまにか過ぎていて慣れてきて楽しくなっていく
そんな心境の変化が感じられて嬉しくなりました。回数を重ねていったら、また次の境地が見えるんだろうな、と思いました。
写経と婚活
最後は結婚相談所なので、強引ですが婚活の話につなげます。
婚活も写経と同じだなと思います。
- 初めのうちは、慣れるまでの試行錯誤、必死な時期
- 慣れてきたら、だんだん大変さや辛さを感じたり、続けるのがおっくうになってしまうような、婚活真っ只中の時期
- 良縁が見えて来て、成婚が見据えられる後半は、とてもスムーズにすすむことも多い時期
婚活の初めや中盤で大変に感じることがあっても、やめてしまうことなく続けていると、良縁につながる後半までたどりつける場面が多くあります。
言い方を変えると、成婚退会した方の大半が婚活中盤で「大変だな、婚活を一旦休みたいな」と思っていたり、何かの出来事で躓いたりしています。
その大変な時や迷った時を乗り越える為に私のような仲人がいるんだと思います。結婚相談所は形のないサービスなので分かりにくいですが、お問合せいただいたら丁寧にご説明します。結婚に向けて、婚活のはじめの一歩が踏み出せない方、ぜひお問い合せください。